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SES 入社後・面談ブログ【転職】【未経験】

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この記事を書いた人
キッパ

情シス(基盤運用)
元大手住宅営業マン。
目標はプロジェクトマネージャー。
27歳でSESに完全未経験で転職。
住宅やエンジニア関連の知識・経験を発信します。
未経験から這い上がっていく姿を注目して下さい。

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入社から配属までの戦いの記録。

前置き

入社し、2ヶ月が経とうとしている。
現在、何をしているかいうと配属までの待機期間だ。

まずは、ここまでを振り返る。

私は1社目は踏み台として捉えているので、
SESなんて正直どこも同じようなものだろうと考え、
研修があって、残業代が出る、引っ越し代を負担
してくれる、この3点の条件に合えば、
どこでも良かった。
1日も早く「未経験」という肩書を
捨てるために、実務経験を積みたかった。

この約2ヶ月何をしていたかというと、
1ヶ月目は研修で、2ヶ月目からは
配属先を決めるための面談という名の面接であった。

研修というのは、サーバー研修というもので、
メインはLPIC-1を取得するための研修だ。
また、簡単なWebサーバー構築や、
Excel研修やマナー研修などもあった。

意外にも中途入社者は私も含め、60人程いて、
最初は驚いた。毎月そこまで大量採用していると
考えると、辞めていく者も多いのだろう。

研修があるだけまだマシな
会社なのかもしれない。
ネットを見ると、SES企業は大犯罪を犯したかの如く
書かれている惨状だ。

12個ぐらいのグループに分けられ、
最初2日間は、グループディスカッションや敬語の使い方、
そして、SESのキーになってくる面談の練習だ。
敬語の使い方、、、新卒時代を思い出した。

こんな基礎からするのかと
驚いたが、よく聞いてみると、20〜24歳の人が多い事に
気づいた。なるほど、社会経験の少ない人も多いらしい。

私はグループディスカッションで発言するのが、
嫌いなので、年齢はできるだけ言わないようにした。
27歳というと、急にグループ内で
イニシアチブを取ることになりそうだったからだ。
とにかく、気配を消していた。良くない。

私はLPIC-1は暗記が得意ということもあり、
特に苦戦せず、取得することができた。
レベル2を勉強中だ。

未経験から這い上がるには、結局
錯覚資産となる「資格」しかないのだ。
インフラエンジニアは特にだ。

本題

前置きはここまでにして、本題だが、
SESはよく「案件ガチャ」と言われる。
入社してみて、それは本当だった。

配属先を決めるために、
お客さんとエンジニアと営業担当の3者で面談を行い、
気に入られたら、配属決定という流れだ。

面談以外の時間は基本待機。
自習するかYouTubeを見るかだ。(極端)
待機期間は休業扱いとなり、
手当が出ない。基本給のみだ。
会社によっては、基本給が6割になったり、
0になったりする。
そう考えると、私の会社は10割保証されているので、
まだ、良心的とも言える。

つまり、案件が永遠に決まらなければ、
生活も困窮に追いやられる仕組みだ。
会社によっては解雇もあるらしい。

会社としても、待機している人間に、
給料を支払うのだから、仕方ないといえば
仕方ない。しかし、案件を来れるかどうかは
その会社の営業力もあるのだから、
やはり会社選びの段階で「ガチャ」である。

そうして私は、
1週間で6つも面談を組まれた。
営業担当いわく、これは非常に多いらしい。

そして、事前に案件内容を説明をしてもらえるのだが、
中には、これはITの仕事か?というものもあった。

具体的に紹介された案件としては、
建築会社に派遣され、
現場の作業員にタブレットの使い方を
教えるというものや、
アパレル会社に派遣され、
様々な企画を立案するといった、
少々ITとはズレたものもあった。

私はとにかく、仕事を選り好みするつもりはなく、
来てほしいと言われたところに行こうと
考えていたが、正直、IT企業以外への配属は
気分が全く乗らなかった。

ただ、やはりそれは事前にわかった上で、
入社したのは自分なので、そうなってしまったら、
そこから這い上がるしかないと
覚悟を決めていた。

そして、実際に面談を受けた感想だが、
中々鬼畜なものだった。
我々エンジニア側は私含め、3〜4人だったり
するのだ。そこから選ばれるのは、1人。
案件によっては、他のSES企業とも面談しており、
それも含めて、その中から1人。
倍率が高い。いわば集団面接だ。

転職活動後にまた転職活動をしているのか?
と錯覚した。

そして、法律の関係で、
面談とか、職場見学という名目にはなっているが、
完全に面接だ。雰囲気も完全に就活そのものである。

話をよく聞いてみると、一緒の組になった人の中には
5月、6月から面談を受け続けている人もいた。
なるほど、これは一生案件を決められず、
辞めていくものもいるはずだ。

一般的なSESは皆こんな感じなのだろうか。

私は、前職が住宅営業ということもあり、
接客・商談がメインであった。

なので、話し方や話す順序、抑揚の付け方には
多少の自信があった。
どの面談も好感触ではあった。

そして、私はLPICを取得していたのもプラスだった。どの担当者も反応が良かった。

どの面談でも周りはLPICすら、持ってかなかったので、その時点で自分が有利になっている雰囲気を感じた。明らかに他者より自分への食いつきが違うためと感じたからだ。

結果

結果、6件受けた面談のうち、1件、
IT企業から来てほしいとの返事をもらえた。
他の5件は、
・高評価ではあるけれども、
他の企業により人材がいた、
・時期が合わない、、など、
諸々の理由でお見送りされた。
(そもそも時期が合わない案件取ってくるなよとも
思ってしまうが)
1件は返答すら来ていない。
(営業の所で、止まっているだけだろうが)

IT企業への配属なので、
若干安堵した。
ただ、やはり未経験、
ヘルプデスクからのスタートだ。
それに、配属後に関係の無いことを
やらされる可能性もある。
油断はまだまだできない。

すぐに、上流工程まで這い上がってやるという、
意識で生きている。

また、面談を通して、
聞かれた質問、有効な逆質問、コツも
わかったので、また別の記事で
まとめようと思う。

気になった方は是非。

ここまで、長々と書いたが、
まだ、スタートラインに立っただけだ。

実際に配属後、SES日記を
更新しようと思う。

是非、興味ある方は、こんな私に
注目してくれると嬉しい。

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