SESには配属先を決めるために、常駐先のお客様との
「面談」「職場見学」と称した面接があります。
この面談は、基本的に、エンジニアの技術力を
すり合わせる場なのですが、
未経験の場合は、まだ技術力もないので、
前職までの経験といった人間性の部分や、
資格などをアピールするしかありません。
会社によっては、エンジニア側が複数で参加
することもあり、倍率が高くなり、
良い受け答えができなかったり、印象が良くないと、
永遠に配属が決まらないということが起こってしまいます。
今回は元住宅営業の私が、
SESに転職後、1週間で配属を決めることができましたので、
工夫したことやこれだけは必要!というコツなどを
まとめていきます。
中々、配属先が決まらず、待機期間が長引いてしまっている方は
是非、参考にしてください。
面談ではこれだけ意識しておけば大丈夫!
私が話す時に意識しているコツを2つ紹介します。
正直、言葉遣いなどよりも大事だと思ってます。
1、とにかくハキハキ、口角を上げるよう意識
現在は、対面または、Zoomなどで行うことが多いと思いますが、
特にオンラインでの面談は必ず意識してください。
これを意識して行うだけで、他の人と同じような事を
言ったとしても印象で上回ります。
私が見てきた感じですと、
できている人の方が少ないように感じました、
いつもよりも声を張るだけでも違います。
もし、これができていない人のグループにいたとしたら、
勝ち確です。笑顔でハキハキ喋るだけで、高評価ですから。
住宅営業時代の私は、とにかく話すことが下手くそだったので、
壁に向かってずっと一人で練習したり、運転中ずっと一人で喋ってました。
気づいたら、話すことが上手くなってました。
苦手だと思う人やどうしても本番緊張してしまう人は
とにかく一人でもいいので、喋り続けてください。
2、とにかく結論から話すことを意識する
これも非常に重要です。
YouTubeの「令和の虎」というチャンネルを見たことは
あるでしょうか。
出資をしてほしい参加者が、虎(社長陣)に対して、事業計画などを
プレゼンし、虎に響けば出資してもらえるという
オーディションチャンネルのようなものですが、
この参加者の受け答えが非常に勉強になります。
見ていると、結構質問に対して、結論から答える事が
できていない人多いんですよね。
結論から話せていない人を見ると、
まわりくどくなってしまい、相手をイライラさせたり、
仕事できないんだろうなあという無能感が出てしまうので、
本当にマイナスです。
是非、チャンネルを見てみてください。
見ている立場だと、なんで結論から話さないんだ!
とイライラして見てても、いざ自分が、
面談の時になると、意識していないと意外と
結論から話せていないことがあるんですね。
振り返ると、自分でもあとから気づいて、
落ち込むときがあります。
よく聞かれた質問
1、なぜエンジニアを目指したのか
鉄板ですね。練習しておきましょう。
これも、結論からを意識です。
2、仕事で大事にしていることは何か?
これも結構聞かれました。練習しておきましょう。
その他聞かれた質問
一応覚えている範囲でまとめます。念のため話せるようにしておきましょう。
- あなたの短所は?
- あなたの強みを一言で答えてください。
→私は〇〇です。とあえて本当に一言で答えました。
(他のエンジニアが結構長く答えていたため、
逆に印象を残せると考えたから) - お客様対応で大事だと思うことを答えてください。
→これはヘルプデスクの案件ですね。 - 将来はどんなエンジニアになりたいか?
そのために今していることはあるか? - ミスをしてしまった時、まずどうするか?
- あなたの苦手な人物を教えてください。
また、そのような人がいた場合、どう接するか? - 持っている資格は?
有効な逆質問
私は2〜3問用意していきました。
しかし、質問は用意するだけではだめだと私は考えております。
なぜかというと、用意していった質問をしても、
ありがとうございます。というように質問から会話を広げることができないんですよね。
ですので、一番大切なのは、こちらが質問をし、
答えてくれた質問に対してさらに、質問を出来るようにしておくのが、
一番有効だと考えております。
私はこれを意識して行い、面談後のフィードバックでこの点で
高評価をもらえた面談もありました。
例えば、
「リモートワークはありますか?」と質問をし、
「仕事に慣れてきたら、リモートワークもあります」と回答が来ました。
ここで、「ご回答ありがとうございます」で終わらずに、
「具体的にどれくらいでリモートワークを出来るようになる方が多いですか?」とか、
「リモートワークの際に不明点などが出た際はどのように、
相談すればよろしいでしょうか」というように
深掘りしていきます。
このようにすると、特に自己PRしなくても、
積極性や、コミュニケーション能力をアピールすることが出来るので、
非常に有効です。何より、事前に考えてきた感が出ないのも
他のエンジニアとの差別ポイントにもなりますね。
とは言っても、質問がそんなポンポン思い浮かばないよ!
という方も多いと思います。
そのために、私は普段、暇な時に
こう質問したら、こういう回答が来る可能性があるな、、
というように、シミュレーションしてました。
結局の所、普段からどれくらい
頭を使って考えているかだけなんですよね。
これができている人は特に練習しなくても、
上手くいくと思います。
苦手な人はとにかく、シミュレーションを
繰り返してみてください。
一応その他、私がしていた質問をまとめておきます。
- 繁忙期はいつですか?
- (ヘルプデスク案件の場合)、電話、メール、どの問い合わせが一番多いですか?
といった質問です。これらの質問を起点に、会話を広げておりました。
個人的に、
「1日のタイムスケジュールを教えてください」や
「何か勉強しておいた方がいいことはありますか」などは
好きではありません。聞かれた方の立場になって考えると、
タイムスケジュールなんて毎日変わるものですし、
2つ目の質問は明らかに使いまわしの質問感が出ているからです。
相手の立場になって、質問されて答えやすい質問かどうかという事が
私は大事だと思っております。
まとめ
未経験エンジニアは特に技術力が無いわけですから、
印象や、受け答えでアピールするしかありません。
あとは私が感じたのは、資格ですね。
例えば、グループの中に資格を持っている人がいなかった場合、
私は入社して1ヶ月で、LPIC-1を取得したので、
そこもアピールできました。
というよりも、資格を持ってない人と並び、自分が資格をアピールした瞬間ほぼその人には勝ってます。なので、資格は1つはあった方が絶対に良いと感じました。
資格を持っていない人は、かめ本(LPIC初心者向けの参考書)を下からポチって、LPICの勉強をすぐにでも開始しましょう。
以上、皆様も一緒に頑張っていきましょう。
この質問からどう質問を深掘りしたら良いか
わからないという方は是非、コメント下さい。
私ならどう広げるか、回答してみたいと思います。
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