さあ、家造りの基礎第2回は「住宅展示場編」です。
気になる住宅メーカーが決まったら、住宅展示場へ行ってみましょう。
かくいう私も住宅展示場で待機しておりました。
営業マンが何を考え待機しているのか、
お客様の立場だと
何に注意すべきなのか、解説していきます!
来場予約をしてから行くのがマスト!
住宅展示場へ行く際には、その住宅メーカーのホームページなどから、
「来場予約」をしていくことをおすすめします。
理由は、店長クラスの営業担当が接客についてくれる可能性が上がるためです。
基本的に、展示場ではどのメーカーも営業マンが「まだかまだか」と
お客様を待っています。大抵、接客をする順番は営業成績によって決められている
ところが多いです。来場予約をされたお客様は住宅メーカーによりますが、
「本気度の高いお客様」として扱われ、店長クラスの営業が担当するというケースが
多いです。店長クラスの営業は忙しいため、待機していることが珍しいです。
基本的にお客様は営業担当は最初に接客についた営業担当が
引き渡し、メーカーによっては引き渡し後もずっとお付き合いしていくことになり、
基本的に変更はできません。(営業が大きなミスをしたり、失礼があったなど、
理由を言えば変更してくれるメーカーもあります。)
また、来場予約の入力フォームなどで事前に聞きたいことなどを入力することで、
事前に担当する営業マンも準備をするので、より欲しい説明を受けることができるという
メリットもあります。
ですので、少しでも優秀な営業担当がつく確率を上げるために、
「来場予約」は有効な手段と言え、あなたの家造りもスムーズに希望のお家造りに
導いてくれる事でしょう。
住宅展示場で気になる事をどんどん聞きましょう!
住宅展示場の注意点
さあ、住宅展示場に着きましたね。
お目当てのメーカーに入りましょう。
最初緊張するとは思いますが、営業マンは全く気にしておりませんので、
緊張しなくて大丈夫です笑
住宅展示場では1つ注意点があります。
- 住宅展示場は夢を膨らませる場=お金がかかっている
つまり同じように建てようとすると莫大な予算がかかる
実際のオープンハウスやオーナーの建物を見学するのが非常に大切!
住宅展示場を見学すると、奥様などが「このようなお家を建てられるの!?」
目をキラキラさせてしまいます。住宅展示場はかなり広く、
そしてオプションをふんだんに使っている事が多いです。
ですので、住宅展示場だけを見に行き、気に入ってしまい、
そのまま契約してしまうと、打ち合わせ時にとんでもない金額になっている事がよくあります。
ですから、営業担当に自分達の必要な広さ、希望の部屋の数、家族構成などを伝え、
それに近いオープンハウスなどを案内してもらいましょう。
実際に見に行くことでそのメーカーの現実的な仕様、
また、自分達が想像していた広さと実際の広さの違い、
必要な部屋の数は適切かなどを知ることができます。
「図面上でリビングは16帖で広々ですよ!」と言われても、
実際に見てみると、「思ったより狭い、、、」と感じる方、
「広い!」と感じる方はそれぞれなので、私自身は必ず
実際の広さを確認していただくようにしております。
建てた後では、修正できませんので。
なぜ、最初から2〜3社に絞った方がいいのか
ところで、前回、私は2〜3社に絞って見学しに行くことをおすすめしましたが、
なぜ、絞ったほうがいいのでしょうか?
マイホームセンターなどの会場には何十社とメーカーが集合している場所があります。
特に予約などせずに来られるお客様の中に、
「今日は全メーカー回ります!」というお客様も多いですが
おすすめは出来ません。
絞った方がいい理由はいくつか理由があります。
- どのメーカーがいいか分からなくなり、自分が重要視したい項目が
わからなくなり、迷ってしまい、メーカー決定に時間がかかってしまう。
→自分が何を重要視したいか分かっていないのが一番後悔につながりやすく、
営業マンの金額の安さなど分かりやすいトークだけで決めてしまいやすくなる。 - 来場時、住所・電話番号を記名するので、その後、様々な住宅メーカーからの
チラシ、営業担当からのしつこい電話・訪問などでストレスを感じやすい。
(全てのメーカーではないですが、やはりどのメーカーの営業マンも
必死ですので、電話・訪問に悩まされるというお客様もよく聞きます)
各社、必ず強み・弱みがあります。
たくさん見に行きすぎると、よく分からなくってしまい、
本当に自分に合っているメーカーが分からなくなってしまいます。
ですので、しっかり事前に調べ、絞ったほうが良いのです。
さて、住宅展示場の後、オープンハウスなども見に行き、
第1候補、第2候補のメーカーまで決まってきましたね。
ここまで来ると、営業マンからも
「具体的な提案をさせて下さい」というお話が来るはずです。
さあ、次回からは皆さん頭を悩ませる
住宅ローン、見積もり提示について解説していきます!お楽しみに!
コメント